鳳来寺山・旅行記 ~ 雪山と化した鳳来寺山に登ってみた ~

投稿者: makoto-itimonji 投稿日:

鳳来寺山の東照宮入り口の鳥居

前回の記事では、道を間違えて辿り着いた「湯谷温泉の足湯」と、

「鳳来寺山パークウェイ」の雪景色、1935年に解明された
「鳳来寺山のブッポウソウの謎」

ついて、でボリュームが一杯になってしまったので、

続けて続編の記事をアップしますね。(^_^;)

足湯を後にしてから、雪が少し小降りに
なってきたので安心していたのですが、

・・・そうですよね、今は雪が小降りでも前日の深夜から早朝にかけて、

ジャンジャン雪が降り積もってましたね。(>_<)

結果として、雪山と化した「鳳来寺山」を登る事になりました!

こんな日に鳳来寺山に行くのは僕ぐらいか!?

と思いましたが、老齢の男女2人組や、若い男女2人組がいました。

どうやら鳳来寺山にある「東照宮」
「鳳来寺山本殿」にお参りに来たようです。

写真の鳥居は、「鳳来寺山東照宮」入り口の鳥居です。

鳳来寺山の東照宮本殿

先ほど少し触れた若い男女2人組が「鳳来寺山東照宮」で参拝しております。

仲が良さそうだったから、カップルかな?

姉や弟では、こんな雪の中、無理してまで参拝に来ないですもんね。(^_^;)

さて、「東照宮」とは・・・最終的に戦国時代を
終わらせた大名「徳川家康」
を主祭神として
祀っている神社です。

「東照宮」では一番有名な栃木の「日光東照宮」
静岡の「久能山東照宮」と合わせて、

「三大東照宮」を称しています。


雪山プチ登山、靴ヒモがちぎれる!

鳳来寺山で靴のヒモが切れた

『こんな雪の中、果たして登れるのか』と不安を抱いていたら・・・!?

なんか片方の靴がズレるなぁ、と思って見てみると、

不吉なことに靴のヒモが切れていた!!

こんな事ってあるんだ・・・Σ(・ω・ノ)ノ!

普通に考えて、『こんな雪の中、危ないから登るのを止めておけ!』

というお告げかと思ってしまいますよね。

だがしかし!何度もプチ登山を繰り返したり、
富士山に1日で登り切った事もある僕が

ここまで来て帰るわけにもいかない!!

僕の記事を待っている人もいるんだ!(少数ですが(^_^;))

ここまでこれば、皆さんもおわかりになったと思いますが、

僕はあえて雪山に挑戦いたしました。

一文字鳳来寺山の雪で一文字コメント

文乃鳳来寺山の雪で文乃コメント

・・・いや、さすがに靴のヒモは応急処置したよ?

それでも、普段は簡単に登れる山だとしても、

雪山になると難易度が倍増するので、

良い子のみんなは、少しでも危険を感じたら登らないようにしてくださいね!


鳳来寺山・自然歩道の入り口を探そう!

鳳来寺山の遊歩道からの東照宮裏

「鳳来寺山東照宮」の側面に、細い小道があり、

どうやらここが「自然歩道」の入り口のようです。

っていうか、ビックリするぐらい歩道の入り口がわかりづらい!

一旦、少し戻って案内マップを見たほどです。

小さな案内看板が一つあるだけなので、雪で視界が悪い場合は

僕のように見落としてしまうかも。(^_^;)

小道を進んで、山道を登っていけば、「東照宮」の裏が見えます。

これはなかなか貴重ですね!

神社の裏側を見る事ができる場所って、
今までの旅でもあまり記憶にないですからね。


自然歩道の雪道を往く!

鳳来寺山の遊歩道雪景色1

「鳳来寺山」って、標高が695メートルなんで、

全然高い山とは言えず、普段は簡単に登れる山なんでしょうけど、

・・・歩道が雪で埋まっている!

鳳来寺山の遊歩道雪景色2

何とか、『草や木が生えてない場所が歩道だ!』と、わかるので進めましたが、

雪が積もってて、道とは言えない状態となっていました。(^_^;)

鳳来寺山の倒れた樹木のトンネル

おぉう、大木が道を塞いでいる・・・?

仕方ない、四つん這いになって潜るか・・・。

帰り道に気づいたのですが、雪が積もってなければ、

この倒れている大木の横に、少し登れそうな箇所があったので、

通常であれば、わざわざ四つん這いになる必要はなさそうです。

普段は遊歩道とも言える道なのに、雪山になると困難がイッパイだぁ!(>_<)


鳳来寺山の大きな杉の木

スッゲェぶっとい樹だなぁ・・・。

調べたところ、「鳳来寺山」にはとても丈夫で高い杉の木が多く、

最も大きな木だと、60メートルぐらいあるらしい。

いくら何でも高すぎだろ!?


鳳来寺山の道案内用立て札

エェ!?雪が積もってて道がわかりにくかったので、

かなり大変だったけど、まだ200メートルしか進んでないの!?Σ(・ω・ノ)ノ!

200メートルなんて、山道だろうと普段ならアーッという間なのに・・・。

雪山おそるべし!

目的の「鷹打ち場」までは、まだあと700メートルもあるのか・・・。

当然、こんな雪の中を登山するのは僕しかいないので、

雪の積もった自然歩道に、僕の足跡のみが残されていきます。

何か感動しますね。(^_^;)


鳳来寺山の遊歩道の木の階段雪景色1

雪が積もってさえいなかったら、

親切に木製の階段を作ってくれていて、
通りやすい場所であったろうに。

雪が積もってて、どこが階段なのかがワカリマセン。(^_^;)

しかも角度があるので、滑ったら落ちます。

無謀とも思える僕ですが、さすがに命は大事にします。

時間がかかりすぎるので使いたくはなかったのですが、

木製の手すりや、手すりがない所は木や岩につかまって、

「石橋をたたいて渡る」ならぬ「雪の階段を足でつついて渡る」だ!

どこが木の階段で、どこがその隙間の穴なのかが、
雪でまったく見えません・・・。

それならば、何かにガッチリつかまって、
足でつついて足場を確認し、

少しずつ進んでゆくのみである!

渡る時につかまる場所も雪が積もっているので、
軍手がビショビショになりました。(>_<)


鳳来寺山の絶景展望スポット・『鷹打ち場』へ!

鳳来寺山の鷹打ち場到着

ようやく「鷹打ち場」へ到着しました!

『雪で道が見えないけど、ここまでの道中、滑って転んだりしなかったの!?』

と思いましたか?・・・滑りましたよ、何度も。(笑)

しかし、雪道が滑るのはわかっている事なので、

滑りかけたら、周りの木や岩につかまって難を逃れました。

雪道には、そこそこ慣れているんですよ。( ̄▽ ̄)ニヤリ

鳳来寺山の鷹打ち場アップ

「鷹打ち場」の先端に向かって、さらに進んでみましょう。

木の看板が曲がってるなぁ。(^_^;)

雪で道がどこかわからないので、慎重に進みました。

何故なら、この「鷹打ち場」・・・滑り落ちたら周りは崖です。(>_<)

鳳来寺山の鷹打ち場の崖

こーんな感じの崖ですね。ケガだけでは済みそうにありません。(^_^;)

写真を撮る時も、スリルでドッキドキでした(笑)

鳳来寺山の鷹打ち場からの展望1

周りを見渡してみる。

壮大ですね!山々の雪景色は素晴らしいです!

この見晴らしならば、昔の猟師も「鷹」を
狙い撃ちしやすかった事でしょう。

頂上ではなく「鷹打ち場」を目的地にしたワケは、

事前の調査で、頂上よりも「鷹打ち場」の方が見晴らしが良い、

という情報を数名から仕入れていたからです。

まさに情報に偽りなし!でした。

鳳来寺山の鷹打ち場の先端から展望

「鷹打ち場」の最先端にて撮影しました。

雪で滑ったら、崖を転がり落ちかねないので、

心臓バックバクです(笑)


鳳来寺山・本堂へ

鳳来寺山の本殿前の建物

雪の登山道から無事に帰還しました!

ネット等での口コミコメント等による調査の結果、

山頂よりも300°の景色が見渡せる「鷹打ち場」の方が景観が良い!

と聞いていたので、今回は「鷹打ち場」まで登らせて頂きました。

もうおわかりかと思いますが、雪山登山の装備もないのに、

道が見えないぐらいに積雪している山を登るのは危険極まりないので、

自然歩道の状態を確認して即座に、

『今回は一番景観が良い!といわれる「鷹打ち場」までにしよう!』

と決めていました。(*^_^*)

通常の参拝ルートまで引き返し、「鳳来寺本堂」の前まで来ました。

本堂の前にも立派な建物がありましたね。

入り口とか扉がないので閉められない造りですが、雨除けには良いかと。

建物の中は少しスペースがあるので、休憩するには良い場所です。


鳳来寺山の本殿

そして、「鳳来寺本堂」です。

参拝所の隣に、絵馬やおみくじを売っている販売所がありました。

やっぱり雪の為、僕以外の参拝客は1組だけでした。

有名なお寺なので、普段は参拝客で賑わっているんだろうな、と考えます。

正月の初詣も、大雪じゃなければ参拝客で混雑しそうな感じですよね。(*^_^*)


如何でしたでしょうか?

『何でわざわざ大雪の日に、山へ行ったんだよ!?』

というツッコミが聞こえてきそうですが、

天気予報では、三河地方は昼前から晴れる予定で、
前日も日中は雪ではなかったのですが、

どうやら深夜から早朝まで大雪だったらしく、
予想に反して雪山と化してしまってました(^_^;)

雪山初心者、及び雪山装備がない方は、
絶対に真似しないよう気を付けてくださいね


三河地方の特産品・『三河一色うなぎの蒲焼き』がお土産にオススメ!

「鳳来寺山」は、奥三河地方なので海辺ではないですが、

海辺の三河地方の名産・「三河一色うなぎ」の蒲焼きは絶品です!


うなぎの兼光 うなぎ 蒲焼き 国産 一色産 炭火 手焼き 蒲焼 中サイズ 136g〜155g 2尾 タレ・山椒付き

もし、興味がおありでしたら、
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詳しく見てみてくださいねッ。(*^▽^*)





 

カテゴリー: 日本の旅

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